2018年、印象的だった15曲への+α
先に挙げた15曲以外でこれ良かったなー、とかあれこれ他に書き足りなかったことを手短に。
WJSN - Dreams Come True
WJSNとfull8loomの組み合わせ、マジで最高ですよね。full8loomは色々なグループに楽曲を提供していますが、WJSNと組んだ時は特に美しいコーラスワークの曲に仕上げてくるなと思います。
上手く言えないんですが曲の展開や使われる音色が非常にJ-POPっぽく、80年代の歌謡曲が小室サウンドとかを通過せずに進化してたらこういう風になってたのかなと思います。ってかfull8loomの3人の中にJ-POPのコピーバンドやってた人が絶対いる。
Save Me, Save YouもLa La Loveもfull8loomです。ガッセのLullabyやおまごるのSecret Gardenもそうです。プデュ48のコンセプト評価でキリンちゃんやユジンがいたチームのI AMもそうでした。ね、最高じゃないですか?full8loomのことを覚えといてください。
fromis_9 - DKDK
fromis_9はLOONAにとってライバルグループのひとつですが、実は掛け持ちしてる人の方が多いんじゃないかと思います。日本のアイドル方面に寄ったガーリーなコンセプトはLOONAとはまたちょっと違いますが、このDKDKもlove bombも曲の完成度が高くて驚きました。IZ*ONEの日本向け楽曲をfromis_9のプロデューサーにお願いできれば関係者全員幸せになれそうなのに。。
Red Velvet - Bad Boy
大正義ことレドベル。Reveluvの70%はコスメ垢という噂もあるレドベル。RBBもかっこいいですが、やっぱりこの曲が好きです。ライブに行けた人が本当にうらやましいんですが、レドベルのライブって男子禁制な圧がすごい気がして男一人で行く勇気が出ないです。。2019年はParisとかでレドベルのライブに一緒に行ける人を見つけることが目標です。
Yubin - 淑女
Vaporwave好きとしてはアガったのですが、NightTempo*1と揉めて非公開になってしまった「都市愛」が聴けなくなってしまったのが大変残念です。揉めたというか、NightTempoは悪くなくて、JYPが強引にリリースに走ってしまってたみたいですが。っていうかK-POPがVaporwaveに手を出すとは思いもしませんでした。
EXO -Tempo
この曲はジャージークラブを取り入れたトラックが話題になりました。ってジャージークラブのことを自分は知らなかったんですが、全体的にタイトに抑制されたトラックで始まり、後半ではいきなりアカペラにまでなってしまう展開は衝撃的でした。王者の風格を感じましたが、2019年はBTSとの「どちらが真の王者なのか」を巡る争いが遂に勃発するのではないかと勝手に予想してます。怖い。。
あと、K-POP好きな人が他のジャンルでこういうの聴いてる、っていうのを読むの結構面白いので、自分の分についてK-POP以外でよく聴いた2018年リリースのアルバムを適当に挙げておきます。リンクは貼らないので興味があれば各自ぐぐってください。
Leon Vynehall - Nothing is Still:作業用BGMとしてめっちゃ聴いてました。テクノな人が作る非テクノはだいたい良いです。
国府達也 - ロックブッダ:独特なフローが最高です。もっと評価されるべき天才。
折坂悠太 - 平成:彼も天才だと思います。こういう人がもっとメジャーになるべき。
崎山蒼志 - いつかみた国:彼も天才です。みんな大好き裏口ちゃんさんがめっちゃ推してました。
長谷川白紙 - 草木萌動:彼も天才です!2018年は男性アーティストの天才が大渋滞してた気がします。
高岩遼 - 10:久しぶりにinterludeもしっかり作りこまれたアルバムを聴いた気がします。これぞエンターテイメント!彼も天才です。
AAAMYYY - MABOROSI WEEKEND:エイミーと読みます。2018年の女性SSWの中では一番好きでした。
Tempalay - なんて素晴らしき世界:上で挙げたAAAMYYYが加入しているバンドです。
STEPHENSMITH - ESSAY:「紫陽花」という曲が特に好きです。
Yellow Days - The Way Things Change:この人、作る曲が全てお洒落でヤバいです。触れたものを全て金に変えるような勢いでお洒落に変えていく男です。
Smino - NOIR:Sminoすごく好きです。マンブルラップが流行ってますけど、こういう早口で音階の移動も広いラップの方がかっこいいと思います。
DJ CHARI&DJ TATSUKI - THE FIRST:トラックメイカーが豪華ラッパーを迎えまくって作ったアルバムですが、外れが無くて最高です。2017年に流行りまくった「ビッチと会う」は個人的にも特に好きな曲です。2019年に「ビッチ」という単語を使うのはともかくとして、この歌詞の女の子、男よりも数段上のカッコいい子だと思うんですよね。男側は自分が関係をリードしてると思ってますが、実は女の子の掌で踊ってるだけじゃん、って個人的に想像しました。
Refugeecamp - Always from here:札幌の有名なHIPHOPクルーです。前作に引き続き最高でした。
ということで以上です。2019年はもっとナムジャグルを聴いていこうと思ってます。
*1:Vaporwaveというジャンルは非常に有名な人