2019年1-2月、印象的だった15曲 3/4
2019年1-2月、印象的だった15曲 2/4 の続きです。ここからは短めに書いてますが、別に印象や思い入れが薄くなってる訳ではなく前のエントリー書いて疲れただけです...。
#6 Ravi ft. Chung Ha - live
この曲、VIXXのラビとチョンハのコラボです。その組み合わせだけで既に強いのですが、聴いて最初の3秒で「これめっちゃ良い曲...」って強く予感させ、かつ最後までその予想を裏切らない良曲。トラックも2人の掛け合いも完璧です。
ただ、この曲で本当に重要なのは歌詞であり、その意味を知ってしまうと印象が180度変わります。こちらの方がとても詳しく解説されているので、ぜひ読んでみてください。
ohayo-kutsushita.hatenablog.com
彼がどのような、またどれほどの苦しみを抱えているのかは想像しかできません。ただ、それをこのような名曲に昇華させるのは本物のアーティストの証だと思いました。
#7 TVXQ - Truth
2018年リリースの曲なんですが、年末ものすごく忙しかったので2019年に入ってから聴いたので2019年印象に残った曲として分類してしまいます。
この曲は東方神起15周年を記念したアルバムのリードトラックです。別れの哀しみを抱えながらも、恋や愛を探し続けずにはいられない、という歌詞。そして雨の夜の人気の無い街で二人が歌い踊る、というMV。どちらも完璧でとてもカッコいいです。
ハッピーエンドだけど少しほろ苦いエンディングを迎える映画のラストで映えそうな、大人の曲だなと思いました。そして熱心なファンではない自分としても、東方神起が歩んできた道を色々と連想せずにはいられなかったです。
というかこの曲が入ったEPが本当に良いんですよね。The QuiettやNCTのテヨンも参加してたりします。いまJBJ95のAWAKEがとにかく良いと話題になってますが、TVXQのアルバムも同じぐらいの長さで、7曲24分でコンパクトに良曲ばかりが詰め込まれたアルバムです。この曲だけでなくぜひアルバムを通しで聴いてみてください。
#8 Apink - %%(Eung Eung)
正直に告白すると、Apinkのことあまり存じ上げません。。以前のエントリーで書いたのですが、多分2011-2016ぐらいの間にK-POPをあんまり聴いてなかった時期があったからだと思います。でもこの曲はかなりグッときました。スパーク！ジョイ！って感じです（スパークジョイって言いたかった）。
サビのところの、なんとも言えない展開（言語化うまくできなくてすんません）が良いんですよねー。MVで言うと1:25ぐらいからの。トラックが8ビートかつ80's感サウンドに満ち溢れ、いかにもドラムマシーンなバスドラ＆ハイハットで進むのが性癖に力強く刺さります。
あとMVも良いです。最初はストーリーは特に設定してない綺麗な映像って感じがするんだけど、ラストが「えっ？」ってなって再度見返してしまうやつで。ヤラれた！ってなりました。
フックのところに既聴感（既視感みたいなやつ）があるので絶対元ネタある曲だと思うんですけど、何でしょうね。Shazam先生に聞いてみましたが教えてくれませんでした。
#9&10 Red Velvet - Sappy/Sayonara
この2曲、唐突にハイレベルな日本語曲がリリースされたことへの戸惑いの声がTLにめっちゃ流れてきてた印象があります。
Sappyは日本でのツアー前、年明け早々いきなりティザーが出てきて(1/4)、いきなりMV公開(1/6)。SayonaraはAvexから告知だけあった(1/31)けど、MV無しでいきなりデジタルシングルが配信(2/19)。
なんでしょうこの唐突さ。SMとavexが未だに仲悪いとかなんですかね？なおこの２曲が収録されたアルバムが5末に出るそうです。イルデをしたグループがダサい曲を日本語で歌わされがちな現象、日本人として常に心が痛むし恥ずかしいので、もしSMとavexがレドベルを通じてこの悪習を変えようとしてるなら仲悪くても唐突でも大歓迎です。
そして願わくばMステとかの日本の歌番組にもバンバン出たりして、これぐらいの高品質なK-POPサウンドをガンガンお茶の間に直送して欲しいところです。レドベルのハイレベルな楽曲が日本でもっと浸透するなら、「イェリ～！」とか野太い声で叫ぶおっちゃんが増えても良いとすら思ってます。
#11 Ateez - Say my name
Ateezはこの曲も入ったEPが良かったんですよね。2019年のベストはこれやゃああ！って叫ぶような感じじゃないんですけど（すいません）、全体的にレベル高くて何度もリピートして聴いてました。
どの曲もトラックが面白いなと思ってて、例えばこのSay my nameだとフックのところで金管楽器的な音が使ってるのとか、Desireっていう曲だとトラックが目まぐるしく変わってイントロとアウトロが全然別の曲になるとことか。アイデアに満ちてて聴いてて楽しいEPです。
あとAteezについてびっくりするのが、ヨーロッパでもアメリカでもツアー完売してることなんですね。まだデビューから１年も経ってないけど？って思ってたらどこも1,000以上のキャパの会場を全部完売させててビビりました。
1,000名ぐらいのライブハウスって東京で言えばLiquidroomとか赤坂BLITZあたりだし、大阪だとビッグキャット(850)より大きいし、栄のダイアモンドホールとか福岡のドラムロゴスとかそういう各地を代表するレベルの箱です。そういうところを片っ端から満員にしてるのヤバくないですか？しかもアジア圏外で。
何故そこまで欧米人気が高いのかわからないのですが、Forbesのこの記事*1 でも紹介されたMyMusicTaste*2 に関する記述を読むとかなり特殊な動きをしてるそうです。よくわからないけどすごいかも、ってことで個人的にすごく注目してます。
ということで次に続きます。
