taperead

K-POPについてだらだらと妄言を綴りたい時に更新するブログです。

2019年5-6月、印象的だった10曲 (2/3)

5-6月の印象的だった10曲の続きです。


#4. Chungha - Snapping

youtu.be これ、EPのラストの曲なんですよね。K-POPのEPやアルバムだとほんとどの場合はカムバ曲がEPの1-2曲目なので珍しいです。

となれば、順番には何らかの意図があると考えるのが自然でしょう。

実際、このSnappingのMVに、アルバムFlourishingの解説があるのですが、そこでは「成長」と「変化に対する不安・恐怖」がこのEPのテーマだと明言していあす。次に曲ごとの解説も見ていきましょう。


(アルバム解説のGoogle翻訳)

  1. Chica: 導入部から空間を満たすラテンその他の響きは、この曲の色味を推測することである。太陽を色あせ立ち上る火のように熱く踊ることができるラテンとエレクトロニックがブレンドされた曲だ。 少女だった私に成長した私渡す自分との対話を込めたが、大変な時間を過ぎて成長した私は皆に送る応援歌でもある。

  2. 私たちは楽しく: イェリンががプレゼントしてくれた第二の曲、「私たちが楽しく '。録音当時の歌のキーを指定して、高音が多かった従来の曲より少しより快適に呼ぶ感じだったら良いという意見を与え、軽く明るい感じに仕上がった曲だ。 初めての試み明るいミディアムテンポの曲でもあるが、晴れた一日遠足行くよう皆に明るい気分が渡された場合だろう。

  3. Call It Love: スペースを包み込む淡々ピアノの音にしっとりとした質感の複数の楽器の音が加わって暖かさと同時に、夢幻的な雰囲気が感じられる曲だ。心を放すことも愛だと認めてじっくり感情を解きほぐしてみた。 小さな照明の下泣きだった日々に、時には帰りたい感情のように思い出と愛の境界線上に置かれた曲だ。

  4. Flourishing: 漠然とした開始点を過ぎてソロデビュー以来、2年という時間の間の感情を歌詞に込めた。キャンバスに複数の色を塗りしてみながら、自分だけの色を探すための時間、ずっと成長したい風をFlourishingに書いて降りて行った。そしてこの曲は、アルバムのタイトルとなった。 初めての試みトラップソウルジャンルの曲で流麗なリズムと経アドリブまでボーカル的に拡張された変化の様子を見ることができる。

  5. Snapping: 別れた後、冴えない愛の終わり、再び最初に回したい気持ちは関係の終了直前にダダラようやく映る相手の弱い姿に反応し始める。私は指をはじき注文をゴルドゥト心を空になり、目を覆って疲れた心を投げ真夜中が過ぎ新しい朝を迎える。 ボルスのゆったりとしたグルーブでコーラスに近づくほど拡大されるダイナミックなアレンジが印象的だ。以前より華やかで深くなった音楽を感じることができる。


ということで、K-POPの世界では珍しい?曲ごとに想いや役割がしっかり決まっているコンセプトアルバムのような構成です。

実際、歌詞を参照しながらアルバムを通しで聴くと、彼女のキャリアや半生について色々と思いを馳せてしまう、SSWのアルバムのような感触があります。すごく良いのでぜひ通しで聴きたいEPです。

で、そんなEPの最後を飾るのがこの「Snapping」です。”Snap”は沢山の意味がある単語ですが、指をパチンと鳴らすことを指してます。「指をパチンと言わせて別れの悲しさを断ち切り、さっさと自分の道を進む」みたいな感じです。

チョンハが指パチンとやって「次いこか次」ってやってるの、めちゃくちゃ説得力ありますよね。見た目の治安悪そうで強そうな感じよりも、こういう中身の強さを感じさせる仕草や言葉を紡ぎ出せる方が、男女問わずカッコいいしみんな真似したらいいと思います。

なお、この曲は音楽番組で6勝してることに加え、Soompiチャートで2週連続1位になってます。SoompiチャートはあのニュースサイトのSoompiが独自に集計*1。してるチャートですが、音源も音楽番組も強くないと勝てないチャートであり、要するにここで2週連続1位ってのはめちゃくちゃ強いということです。

まさしく文字通りFlourishingなんですが、もしかして今って知名度と実力があればグループよりソロの方が生き残れる確率高いのかも?とちょっと思いました。

#5 Somi - Birthday

youtu.be

紆余曲折を経て、ようやくデビューにこぎつけたソミの曲名が「Birthday」っていう時点でエモいです。

最初に聴いた時、K-POPっていうよりもUSのポップスターっぽいなと思って、テイラー・スウィフトとか想像しました。(Shake it off)。感覚的な表現ですが、曲序盤のギター・ベース・ドラムの感じがロック発祥の打ち込み楽曲っぽさがUSみあると思います。

で、そういうおめでたい曲の歌詞に「お前の席ねえから!( Ooops! You are not invited )」ってブッ込んで来るのがいいですよね。招待されてないのが誰かは知らないけど、いろいろな人を想像するフレーズなのでは。

ただ、ようやくデビューできたのにタイミングが….。残念ながらYGがあれだけのスキャンダルの真っ最中なので、何だかんだいって影を落としてしまい、チャートアクションは好調だったものの歌番組では1位候補にもなれないという結果となってしまいました。

YGに何もなければ、メディアももっと取り上げて話題になっただろうに、とは思います。ただ、YGの件はあそこまで大事になってしまったので、デビューが暗礁に乗り上げなかっただけまだ良かったのかもしれません。YGが今後どうなるかわからないけど、ソミ自身のキャリアに影響が出ないことを祈ります。

ちなみに、JYPからYGに移籍した影響で歌い方も歩き方も変わった、とラジオで話してるのが印象的でした。歩き方がSWAG….。

news.kstyle.com

#6 WJSN - Boogie Up

youtu.be 今回、WJSNの曲はfull8loomじゃなかったんですよねー。前回のLa La Loveで0勝だったのでちょっとプロデューサー変えてみる?ってことになったんでしょうか。それとも3部作という契約だったんでしょうか。WJSNといえばfull8loom、full8loomといえばWJSNぐらいの関係だったのでびっくりしました。いちおうEP3曲目がfull8loomなので完全に関係が切れた訳ではないんでしょうけど、full8loomペンとしてはテンション下がりました。

とはいえ、WJSNは今回もキブニチョアな曲で間違いないです。MVは沖縄で撮影したらしく、観覧車が出てくるあたりでダイコクドラッグの「薬」っていう看板を確認することができます。

このMV含めて夏爆発!!!!!っていう感じの曲ですが、これがリリースされたの6月頭ぐらいで、ちょっと気が早過ぎませんか?という印象が強かったです相当。これを書いてるのが7月下旬ですが、いま出してれば2019年夏の曲の称号を獲得できてたかもしてないのに….。

ただ、WJSNとしては今回も4勝し、いよいよ人気が安定してきた感があります。完全体じゃないのにWJSN強いなと感じた今回のカムバでした。


ここでエントリー分けます。次はこちら。

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*1:GAON Singles+Albums+Social Chart – 25% Various Internet Charts (Billboard Korea, Bugs, Melon, Soribada, Genie) – 15% Soompi Airplay – 20% TV Music Show Charts (SBS Inkigayo, KBS Music Bank, MNet M!Countdown, MBC Music Core, MBC PLUS Show Champion) – 40%